この記事でわかること
- CascadeのUE4公式動画チュートリアルの紹介
- 全11 Partの動画内容の概要
- チュートリアルで作成する全6種類の作例紹介
こんな人におすすめ
- Cascadeを始めて学習し始める人
- Cascadeの基礎的な知識を身につけたい人
- 実際に手を動かしながら学習したい人
はじめに
今回は、UE4のCascadeを初めて使い始める人におすすめのチュートリアル「Introduction to Cascade | v4.2 | Unreal Engine」を紹介します。
これはUnreal Engineの公式チュートリアルで、英語の動画ですが、日本語字幕もついているので英語が苦手な方でも取り組めます。
早速、内容を紹介していきます!
Introduction to Cascade | v4.2 | Unreal Engine の概要
このチュートリアルは、初めてCascadeを触り始める人向けに、用語やCascadeエディタの画面の説明に始まり、6つの作例を通して実際に手を動かしながら、Cascadeについて学んでいきます。
全11 Part(11動画)からなり、一つの動画の長さは10~20分ほどで、短時間で基礎を身に付けることができます。
注意点として、このチュートリアルで使われているアセットは、Unreal Engineが無料で提供している「機能別サンプル(Content Examples)」というプロジェクトの中のものを使用しています。
チュートリアルを見ながら、自分でも手を動かして制作をする場合は、事前にこのプロジェクトをダウンロードする必要があるので、Epic Games Launcherのラーニングタブから、「機能別サンプル(Content Examples)」をダウンロードしておいてください。
簡潔に内容について説明すると、Part 1~3で用語などの説明や環境のセットアップ、Part 4~9で6種類のエフェクト制作の説明、Part 10, 11でStarter Content内の既製のCascade(炎や煙など)の解説を通してより高度な内容の説明、という構成になっています。
各パートと作例の紹介
Particle SystemやEmitterなど、Cascadeに関わる基本用語の説明
Cascadeエディタの画面や操作方法の説明
作業環境のセットアップ ※「機能別サンプル(Content Examples)」が必要
ここからは、Cascadeで作成できるEmitterのType(Sprite Emitter, GPU Sprite Emitter, Mesh Emitter, Beam Emitter, Ribbon Emitter, AnimTrail Emitter)それぞれについて、作例をもとに解説がなされます。
Sprite Emitter の作例解説
GPU Sprite Emitter の作例解説
Mesh Emitter の作例解説
Beam Emitter の作例解説
Ribbon Emitter の作例解説
AnimTrail Emitter の作例解説
最後の2つの動画は、新規プロジェクトを「With Starter Content」の設定で作成すると、プロジェクト内に自動で追加されるアセットの中のCascadeについて解説がされます。
Depth FadeやSub UV Index, LODといった、少し高度な内容の解説になります。
Starter Content内のCascadeのサンプルの解説
ParticleのLODについての解説
おわりに
以上、Cascadeの基礎を学ぶチュートリアルの紹介でした!
おそらくは、次第にNiagaraがメインのエフェクト開発環境になってくるとは思いますが、まだCascadeを使わなければならない既存プロジェクトも多いと思います。
念のため、Cascadeについての知識も習得しておくと、今後の役に立つのではないでしょうか。
では、よきCGライフを!